カニコ🦀のゲーム記録

感動を忘れないための記録

【ネタバレあり】「ハーヴェステラ」ストーリー振り返り・感想書いてゆく

初めに

皆さまこんにちは!カニコ🦀と申します。

以前、「HARVESTELLA/ハーヴェステラ」のレビューを【ネタバレなし】で書いたのですが、今回は【ネタバレあり】ストーリーの感想メインでいろいろ書いていきたいと思います!!

【ネタバレなし】でのレビューをご覧になりたい方や、このゲームの概要などを知りたい方は、下の記事へどうぞ!!

 

kanikogame.hatenadiary.jp

 

全部で10話まであるので、第〇話ごとに振り返っていければなと思います!

 

第1話「彼方より来たもの」・第2話「魔族」

 この世界独特の季節である「死季」の中、主人公が倒れているところから物語が始まるのですが、異世界感にすっごくわくわくしましたね。

 しばらくすると、農作業や最初のダンジョン?に行くのですが、この辺りはちょっとストーリーがのっぺりしているな、と感じていました。毎日農作業していく場所も風の草原だけ…このゲーム大丈夫かな、と勝手に心配していました(杞憂でした)。

 ストーリーが進み、ヒガン渓谷に行くところで、魔族の「ディアンサス」が仲間になり、ジョブも増え、戦闘の楽しさも増えてきました。ここまではチュートリアルで、要素紹介って感じでしたね。

 

第3話「旅立ち」 A~C

 この章から、「ネメア」「シャトラ」「アルジェーン」の春・夏・冬をつかさどる街に行けるようになります。

 

「ネメア」

 アジールがめちゃくちゃ好青年できらっきらして見えました。

 この街のストーリーで行ける「天の卵」というダンジョンの曲が物悲しくてすごく好きで、ハーヴェステラ好きな曲ランキングトップ3には入ると思います。

 ここのストーリーも本当によかったです…。あまり救いのないストーリーで、ハーヴェステラの世界観にどっぷりつかれました。

 ここのボス戦で残りHP100くらいギリギリで勝利し、このゲームはあんまり戦闘なめちゃいけないなと思いました。

 

「シャトラ」

 ストーリーは結構あっさりしてたなという印象です。

 シャトラで仲間になるハイネが中性的な見た目から、でっかいマシーン武器を振り回しているのを見て、大好きになりました。中盤から後半はずっとハイネをパーティにいれ続けていたくらい、お気に入りキャラです。

 

「アルジェーン」

 最推しのブラッカに会えたところですね。このゲームでブラッカにあってからずっっとブラッカをパーティにいれていました、すごい好きですね…。影があって不器用で、でも芯があって…大大大好きでキャラクターストーリーも最速で進めました。

 アルジェーンのストーリーも、よかったというかびっくりしました。まさか人食い人間が出てくるとは、予想すらしてなかったですね。父として接していた司祭を自分の手で殺めたシュリカのことを思うと、しんどかったです。その後も立ち直り教団のために何ができるかと考え続けるシュリカがとても美しかったです。

 あとシュリカの武器が強すぎてずっと愛用してました。

 

第4話「世界を救う戦い」

  謎の城があることはマップからわかっており、王や姫の描写もあったので、「このダンジョンで、ガイスト倒したら終わりかな…」なんて思っていました。ガイスト結構強かったですしね。人間は魔族に管理された箱庭で幸せに暮らしている…ガイストはそれを終わらせ人類を正しい道へと進ませようとしている…、それに抗う人類が勝つ!みたいな感じで終わると思っていました。ところがどっこい、いい意味で予想を裏切られましたね。

 

あとここのブラッカの反発感がすごく好きでした…

第5話「遺棄楽園」

 こういう終末世界の感じ大好き!!!!最高!!!と初手で思いました。

「スクラップド・エデン」という名前が好きですね、楽園を築こうとしたけれども、現在ではすでに人工知能のみが暮らす楽園という皮肉。後のフリクエで判明しましたが、当時スクラップドエデンで生まれた人類は、危険な外の世界にあこがれ、肉体を捨て、人格だけ機械の身体に移し外に飛び出していったそうです。しかし、外の惨状に精神崩壊を起こし帰ってきた人は一人もいなかったとか…。週末って感じがして好きですね。

 個人的には、ブラッカとイスティナがハイネの役に全然立てず、ずっと壁と天井のシミを数えていたのが面白かったです。あの二人は同族なのですね。

 

第6話「喪われた世界」

 この章はアリアや物語の真実に触れ始める章で、かなりのめりこんでプレイしました。世界観やBGMも相まって、物語に引き込まれていきました。

 やはり、印象的だったのは星核螺旋研究所でしょうか。アリアが過去の人…旧人類で旧人類は人類の種の保存を人工知能に委託し、これ以上は自らの手で進めないとその道を手放してしまう。なんだか自分も選択してしまいそうな危ういけどリアリティのある話だなと感じました。アリアからしたら、無事に未来に戻れば家族や仲間に会えると思っていたのに、実際はもう誰もいないという事実を突きつけられ、よく自我を保てていたなと思います。

 

第7話「月の揺り籠」

 旧人類である「カイン種」、新人類である「アベル種」のどちらかしかこれからの歴史を刻むことができず、どちらかは絶滅するしか人類が生き残る選択肢はない。そして、その選択を旧人類であり、新人類との交友のあるアリアがする必要がある。つっっらと思いましたね。自分の選択にたくさんの人間の命がかかるなんて、正気でいられないと思います。実際にアリアは一人で悩み、ごめんという手紙を残してガイウスに結果を伝えに行くのですが…。

 

第8話「絶望のけだかさ」

 いやあ、まさかアリアと戦うなんて思いませんでしたね。めちゃくちゃ熱かったです。強かったし!アリアを説得するのに、最初に手に入れたアリアの日記を使う演出もよかったですね。最初「アリア自身の言葉を持っている」というので、もしかして主人公とアリアはクローンとか…!?とか予想したりしましたけど、本当に物理的にアリアの言葉を持ってましたね。それにしても主人公、理論ガチガチのアリアを説得できるなんて、すごい信頼関係じゃん!と思いました。

 

第9話「天より降りし輝き」

 まさかストーリー分岐があるとは!!!最初正規ルート?BADエンドじゃない方に行ったのですが、「これどちらかの人類を滅亡させたらどうなるんだ?」と思いロードしてみたところ、しっかりBADエンドありましたね。結構ガイウスの誘いを拒否し続けないと正規?ルートに行けなかったので、主人公とプレーヤーの意思の強さが必要でしたね。

 

最終話「あなたの世界の物語」

 死季は人類の破滅への潜在意識が引き起こしたもの…というなんとも皮肉な真実でした。でもそれに抗おうと、人類は絶滅するにはまだ早すぎると戦った主人公たちはかっこよかったです。

 最後に主人公の出自も明かされ、なるほどな~と思いました。正直もっと物語の根幹に作用してくると思いましたが…。あと以外に主人公がすんなり受け入れるな!?と思いました。何はともあれ、すべての人類が幸せに暮らせる世界を手に入れることができよかったです。旧人類が成し遂げられなかったことを主人公は成し遂げたんですね。

 

最後に

 久しぶりにやった生活SIMでしたが、唯一無二な感じですっごくおもしろかったです!またこういうゲームやりたいな~

 

では、ここまでお読みいただきありがとうございました!

またどこかでお会いできますように。

 

 

ちなみに、最後はもちろんブラッカと結婚しました。

出発するとき、帰ってくるときにボイスがあり、最高でした。